極東ブログid:finalvent:20031113)で知った事件.

夫の死後の体外受精問題
http://www.mainichi.co.jp/eye/shasetsu/200311/13-2.html

夫の死後の体外受精で生まれた子に父子関係が認められない場合にはどのような問題が生じるか考えてみました.

まずは非嫡出子の相続分(民法900条4号)の問題.妻がその後再婚して子をもうけた場合には問題になり得るのでしょう.

あとは夫からの財産の相続かな? これは父子関係を認めるにせよ認めないにせよ,夫の財産を相続することは認められないのではないかと思います.相続権を得るには相続が開始した時点で存在していなければならない.

まあ多分そんなことはあまり関係なくて,一番大きい問題は記事にも書いてある精神的な問題ですね.
これは家族単位の戸籍をなくせば一番いいとは思います.もちろんそんなのはそう簡単には出来ないですが.
「欧米ではこうなのに…」という言い方は好きではないですが,欧米では戸籍は個人単位だそうです.

フランス,ドイツは死後の体外受精の行為自体が禁止,となっていて興味深いです.ちょっと調べてみたい.フランス家族法はいろいろ日本と常識が違ってて面白そうです.パクス法とか.