蹴りたい背中のガイドラインより

わびしさは鳴る。耳が痛くなるほど高く錆びた扉の音で鳴り響いて、
胸を締めつけるから、せめて周りには聞こえないように、私は
ハローワークに足繁く通う。毎日、毎日。無職と言う肩書きは、
社会人の自覚を消してくれる。忙しげに見せてくれたりもするしね。
月給? 年収? ハッ。っていうこのスタンス。
あなたたちは卒業してはしゃいでいるみたいですけど(苦笑)、
私はちょっと遠慮しておく、だってもう後ないし。
ま、あなたたちを横目で見ながらハローワークで仕事探しますよ、
忙しげに。っていうこのスタンス。