「世帯主が無職27.1%」日経新聞2004年3月3日朝刊
 

東京都就業構造基本調査をとりあげた記事.
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2004/03/60e33100.htm

前回の1997年調査と比較すると,

  • 15歳以上の人のうち働いている人の割合(有業率)が下がり,とくに世帯主の無業というケースが大幅に増加している.
  • 一方では週60時間以上の長時間就業をしている人が約87万人となり,約30%増加している.

とのこと.仕事をする人は減っているのに長時間就業は増えている,といういびつなねじれ現象.これを指摘する人は非常に少ない気がしますが本当に大問題だと僕は思っています.何回でも書きますが,週60時間労働を継続的に行っていると,過労による障害,死亡が労災に認定される余地が出てきます.つまり週60時間程度以上働くことは危険である,と国が認めています.そんな人が東京だけで87万人いる.

職務のパッケージ化を進めて,時間ごとの分業をできるようにすることが絶対に必要だと思う.「仕事がたいへんすぎて不幸な人」と「仕事がなくて不幸な人」ばかり増えることの社会的損失はあまりにも大きすぎる.