スタッフサービスを告発 過労自殺の副支店長遺族
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040402-00000185-kyodo-soci

 人材派遣会社「スタッフサービス」(大阪市)の副支店長の男性=当時(32)=が自殺したのは不当な長時間労働を強いられたためとして、遺族が2日、労災認定を申請するとともに、同社などに対する労働基準法違反容疑の告発状を天満労働基準監督署に提出した。
 告発状などによると、男性は2002年秋に一般営業職から副支店長に昇格。1カ月当たり100時間以上の残業や過酷なノルマからうつ病を発症し、降格された直後の03年12月に自殺した。同社では早朝から深夜までの勤務や土日出勤が常態化していたが勤務記録もなく、残業代は支払われなかった、としている。
 大阪市内で会見した遺族の代理人は「人材派遣会社が労基法に違反するなど許されない」と批判。男性の姉は「ほかの家族にこんな悲しい思いをしてほしくない」と訴えた。

オー人事オー人事」のスタッフサービスがこんな状況というのは冗談では済まない.世知辛過ぎる.

トヨタ、工場に派遣社員
 http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040401AT1D2607K31032004.html

 トヨタ自動車は4月から国内工場の製造ラインに初めて派遣社員を採用する。改正労働者派遣法の施行で製造現場への直接派遣が解禁されたのを機に、派遣会社からまず約500人を受け入れる。労務費上昇を抑えながら緊急増産要員などを即座に確保する狙い。松下電器産業グループも夏にも派遣社員の受け入れを計画しており、正社員、期間従業員に派遣社員を加えた雇用形態が製造業の生産現場に広がりそうだ。
 トヨタの国内12工場では現在、正社員と期間従業員合わせ約5万人が勤務しているが、国内外の新車販売好調で繁忙感が強まっている。2004年の国内生産は354万台と3年連続で前年を上回る見込み。輸出拡大に海外工場の立ち上げ支援などが重なり、生産要員は不足気味だ。

巨頭トヨタが業務請負ではなく派遣形態を採用することで,他社にも請負を見直す動きが広まってくれれば,危険な業務請負工場労働が少しは減ってくれるかもしれない.関連記事は下に.
フロムAの裏表紙によく載っているトヨタの期間従業員というの一度経験してみたいなあと思う.

厚労省、製造業の請負労働の監視強化
 http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040401AT1D3104I31032004.html

 厚生労働省は製造業の業務の「請負労働」の監視を強化する。メーカー各社はここ数年、コストが安い請負労働者を増やしてきたが、賃金や労働環境でトラブルが多い。従来は全国の公共職業安定所ハローワーク)が指導してきたが、4月1日から各都道府県の労働局が直接指導、請負を装う違法な派遣などを是正する。請負労働を使わず正規の派遣労働を採用するトヨタ自動車の雇用政策とともに、メーカー各社が生産現場の雇用形態を見直す契機となりそうだ。
 3月1日に改正労働者派遣法が施行され、製造現場への人材派遣が可能になったことに対応する。東京、大阪、神奈川、静岡、愛知、京都、兵庫、広島、福岡の労働局に請負や派遣など現場の労務実態を監視・指導する専門部署を設置、約250人の監視役を置く。