極東ブログhttp://finalvent.cocolog-nifty.com/でここ数日労働問題が取り上げられていてコメント欄も盛り上がっている.

長時間労働の統計と言うと,何度も書いていますが東京都の調査http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2004/03/60e33100.htmがあって,週60時間以上就業者が東京に87万人いるらしい.

極東ブログの本文にある,

大手だと系列を含めてちゃんと労組があって、残業がそれほどできないようになっていた。

という話なんですが,90年代半ば以前はほんとうにそうだったらしく,大企業に雇用されている人のうちで長時間就業している人は10パーセント程度で,日本の長時間労働は主に中小企業雇用者がやっていた,という実態があったらしい.
各種手当もつくし,企業年金もあるし,給与もどんどん上がっていく見込みが持てたし,仕事時間もそこまで長くないし,昔はみんな大企業に入りたがったのもすごくよくわかる.

しかし90年代半ば以降,新卒採用を極端に減らしたことなどから大企業の労働時間が急速に長くなり,現在は長時間就業者の多くの部分を大企業勤務の若年者が占めているという状況のようです.

しかし今の若者の間には大企業正社員は「基本的にはかなりの(サービス)長時間労働は仕方ない」っていうイメージが強いと思うんですが,これは僕だけでしょうか?.大企業に関して自分の世代と親の世代で正反対に近い認識のギャップが存在することもありえるのではないかと思います.というか僕は個人的にある.

そして,若者の間ではいわゆるフリーターの魅力が相対的に上がったり,過酷な正社員勤務で体を壊して非正規雇用に転職する,と言った事態が広汎に見られているのではないか,これは昨日のラジオで話していた話題ですが.