クイズヘキサゴンという番組が女性芸能人を6人集めて「負け犬はだれだ!」などとやっている.光浦靖子さんとか島崎和歌子さんとかが出演して「結婚していない」ことを云々するような,僕はあれは好きではない.

酒井順子氏の「負け犬の遠吠え」はざっと見たのですが,あの本自体はけっこういい本だと思うんですけど,「負け犬」というタームの刺激が強すぎて,テレビではこういう扱い方になったりして,やっぱりあんまりいいことじゃないと思う.

あの本では「負け犬」という言葉が「アイロニー」の側面,処世のために謙虚にそう言っておく,といったような側面など,かなり多様な含意を持って規定されていると思い,ゆえによい本だと感じたのですが,テレビとかだと単純に端的に「負け」って感じになってしまう,のではないかと思います.そうなると僕は,そもそも酒井順子氏は「負け犬」というタームを選択すべきではなかったのではないか,とまで思ってしまうのですが,反対意見がすごくあることでしょう.異論反論を求めます.