精神障害で労災認定、過去最多に 職場のストレス背景か
 http://www.asahi.com/job/news/TKY200405250411.html

03年度にうつ病などの精神障害で労災補償の認定を受けた人が、前年度より8人増え、過去最多の108人になったことが25日、厚生労働省のまとめで明らかになった。過労による脳・心臓疾患で「過労死」として労災認定 された人も、過去最多だった前年度より3人少ない157人で2番目の高水準。厚労省は、リストラや厳しい実績評 価など、強まる職場のストレスが背景にあるとみている。

03年度の精神障害による労災補償の請求も、前年度より97人(28.4%)増の438人で、過去最多だっ た。うち、請求で121人、認定で40人が自殺を図っている。

労災認定された108人を職種別にみると、最も多いのがシステムエンジニアや設計士などの「専門技術職」で2 8人(前年度21人)、次いで製造工などの「技能職」が24人(同11人)。「販売職」が4人から10人に急増 しているのも目立。年齢では30歳代が36%を占め、最も多い。

一方、死に至らなかったケースも含めると、過労で脳・心臓疾患にかかったとする請求は13.9%減の705 人、認定が1.6%減の312人だった。

厚労省は労災による精神障害について「職場でのうつ病の実態などが広く知られるようになって表面化したケース も多いのではないか」と分析している。