ヒューマンサービス従事者のバーンアウト研究

僕のやりたいのと似たことがやられている模様.

  • 情緒的消耗・・・・・・蓄積するストレスによって精神的に疲弊する
  • 非人格化・・・・・・・人を人と扱わなくなるような現象
  • 個人的達成・・・・・・自分の仕事が「自分にとって,社会にとってなくてはならない仕事である」「仕事を通じて喜びや人間的成長が得られる」「やりがいがある」という認知

これらに正の相関がある.つまり,個人的達成を得ようとすればするほど,消耗,非人格化が進んでしまう,というジレンマが存在している.

ソーシャルサポートの視点からの,このパラドックスを解決するための手がかり

  • 上司,同僚からのソーシャルサポートが情緒的消耗を低減させる.

これはまあ普通.しかしここで重要なのは,これでは問題の半分しか解決していない,ということ.
たとえ情緒的消耗が少なくても,個人的達成感覚も低くては最適な解決とはいえない.

  • そこで個人的達成を高く保つために重要な役割を演じるのが,本人のサポート獲得への動機付けである.自らの積極的な問題解決行動としてのサポート獲得動機付けが,個人的達成を高めるのではないか.

なるほどとは思う.しかし,「自分でもバリバリ仕事して,どうしても困った時には人に素直にサポートを求められる」完璧な人間しかうまく生きていけない,という話であるようにも聞こえる.そこまで極端ではないにしても.制度的に問題を解決するにはこの知見はどのように利用すればよいのだろうか.教育かな?そうするとまた困難な話になっていくなあ.