働く意欲ない若者、就業定着へ総合対策・厚労省
 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040822AT1F2100L21082004.html

厚生労働省は定職に就かないフリーターのほか、働く意欲を持てない若者を教育し、就業定着まで支援する総合雇用 対策を来年度から始める。対策で先行する欧米にならい、社会人としての生活習慣の習得から企業実習まで体験する 基礎訓練講座を2万人以上に実施。中学生の段階から社会貢献活動や企業実習を記録し、社会との接点を意識させる 「ジョブパスポート(就職手帳)」も導入する。来年度予算概算要求に約80億円を盛り込む方針だ。

従来の日本の若年者向けの雇用対策は、働く意欲があっても希望の職に就けない層の支援が中心。フリーターが420 万人近くに達し、職探しさえしない若者が64万人にも及ぶ現状を重視し、将来の社会の活力や国際競争力の低下を防 ぐために対策を急ぐ。 (07:01)

日経本紙には海外の若年就業対策との比較とかも掲載されていましたが,英国,フランスのように「若年者を雇用した企業に国家が資金援助する」という制度を日本はなぜやらないのか?
これまで企業内で行われていた職能教育を,企業がごく一部の者にしか施さなくなった結果,ほとんどの人は職能教育を受けられず使い捨てされたり非正規雇用になったりしている.それを若者の意識のせいにするのはどう考えてもおかしい.

「ふにゃふにゃの若者は合宿で精神鍛え直せばいいんだ!」という厚労省の政策は,「中高年男子世帯主」の賃金をかたくなに守りつつ,「ちゃんとキビシい若者対策してますよー」というポーズをとって.中高年の溜飲を下げさせているという風にすら思える.

今こそ若者と中高年女性パートは手をとりあって声を上げるべきだ!と思いました.

現業志望者に対してデュアルシステムを行うのは有効なんではないかと思うけれど,事務志望の子たちとか文系大卒で「サラリーパーソンになろうと思ってたんだけど就職先全然ないじゃん!」と考えてる人たちにとってはあまり関係ない話なのではなかろうか.