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仕事以外の生活に支障があっても、仕事に全力を尽くすことにしている?

卒論
ISSP国際比較調査 NHK放送文化研究所 「放送研究と調査」2001年8月号
 http://www.nhk.or.jp/bunken/book-jp/b41012-j.html

各国の調査結果が集まってきたので国際比較をしてみたもの

国内総生産の高い先進国では,90%近くの人が仕事に満足しているのが普通なのに,日本だけ先進国の中では例外的に約70%らしい.約7割という結果がほかの調査とちゃんと一致していて安心.調査によって一致してなかったら困るけどね.

興味深いのは

あなたは、ふだん、仕事にどの程度力を入れていますか。この中から、一番近いものを一つだけお答えください。


1 やらなければならない分だけは働くようにしている
2 一生懸命働いてはいるが、仕事以外の生活に支障のないようにしている
3 仕事以外の生活に支障があっても、仕事に全力を尽くすことにしている

という質問で,先進国では「3番」を選ぶ人が4割近くいるのに、日本だけは例外的に少ないらしい.
会社人間,仕事人間というイメージとは逆の結果といえる.
分析者は「日本の男性は、『家庭のことは妻がすべてやっているから、自分がどれだけ仕事に尽くしても生活には特に支障がない』と思ったのかもしれない」というコメントもしている.おもしろいけれどどうだろう.

あと考えられる理由としては,まあ「日本人は『そう思う』『そう思わない』『どちらともいえない』の3択だと『どちらともいえない』を選ぶ人が多い」っていう,調査の技術的な問題もあり得る.

そういう見方をせずにストレートに,「日本人には『仕事以外の生活に支障があっても、仕事に全力を尽くす』人は少ない」,と見ても面白いと思う.そういう人がもともと少ないからQCサークルだのカイゼンだののメソッドを生み出して「自発的に」「働かせる」仕組みが発達したのかもね.日本人は「働くことの天才」ではなく「働かせる仕組みを考えだす天才」なんだといえるかも知れません.

かなり適当なこと書いてますがまああまり気にせずおおらかにやります.