日々日報

バンド「みせばや」ギタリスト 百萬石マツリのブログです

土曜日のライブをみてくださった方,本当にどうもありがとうございました.

http://d.hatena.ne.jp/chichisansan/20050604
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(アルファベット順)

感想書いてくださった方,ありがとうございます.今後の活動の参考にさせていただきます.


日記だけでなくアンケート,口頭で感想をくださった方もありがとうございました.こちらに感想を直接伝えてくださる方は,とても好意的な意見を下さることが多いのですが(よくないという意見ははわざわざこちらに伝えてこないので),それでもアンケートで厳しい意見をくださる方もおられたし,演奏をちょっと見てすぐに会場を出て行く人もおられた.

日曜日になってから近しい人から的確な厳しい意見をいただいて,見てみぬ振りをしてしまうバンドの至らない部分をもっと認識しなければならないと思い直しました.「ノーザンショックは3人のときと比べてどんどんひどくなっている」という意見は非常に耳に痛いです.

「ノーザンショックは3人のときと比べてどんどんひどくなっている」というのは僕が解釈するに,最初はスリーピースというロックのフォーマットに乗っ取って真っ向に勝負していたのに,最近は芸術?方向に卓越化して安易に評価を得ようとしているのが見え見えだ,ということなんだと思います.イデオロギー磨く前に自分を磨くべき.難しい本読んで専門用語使ったり,玄人受けしている音楽の表層(多楽器と変拍子)だけ真似しても,外見を取り繕うことに必死なだけで中身が磨かれてないことは一目瞭然だと.さらに「若さ」で許してもらうにはもはやわりと微妙な年齢になってしまっている.

一番いけないのはやはり下手なことです.完全にアバンギャルドの方向にいっているわけでは全然なくて,かなり通常のポップスやロックのフォーマットをただやっている部分が多いのに音が出ていない,声が出ていない,(出していないのではなくて出せていない).各人のフレーズも全然作り込み,創意工夫が見えない,最初に思いつくベタな音階をただ繰り返している,変拍子とかいう以前の問題でリズムが悪い.変拍子とかいって得意がっていても全部の拍をはっきり出して「ダダダダダ」とやっているばかりで芸がなさすぎる.(その意味では最後から二曲目の「朗らかな狂気」だけは若干ましだった)

沢山の人を呼びつけて見せておいて「あれはダメだった」と言うのは来てくださった方に非常に失礼にあたるのですが,反省してよいものにしていこうと思うので,ちょっと書いておこうかと思います.

修行して出直してきます.