社会心理学実験実施中です。
参加くださったみなさんありがとうございます。

『「これは実験です」って言われてその前提で行動する時点で、もう普段通りとは違う判断・行動をする恐れがある』という問題点、また『一度、あるいはそれ以上実験を受けたら、被験者がその後受ける実験に予断や予測を持ってしまう』とか、それに類似した指摘を受けますが、実にそのとおりだと思います。
 社会調査の調査票に回答する場合も同じ問題が発生しますし、また、実験者、観察者が被験者に影響を与える、といった問題もよく言われていることですよね。

社会調査と言う実践は、いつも二つの調査経験を生み出す。そのひとつが調査者の経験であるが、もうひとつ忘れられがちなのが被調査者の調査経験である。
佐藤健ニ先生

との言葉もあります。これはむしろ社会調査が被調査者にとって権力として機能していく、といった文脈なのですが、実験でもこれらのことは大いに当てはまると思います。

「社会調査の社会史」がジャンルとして成り立つように、「心理実験の心理学」もジャンルとしては成り立ちますよね。実践は非常に難しそうですが。