2004-02-11 memo 労働問題 賃金決定のタイプ 日本型:属人的に決定 勤続年数,扶養家族数などが大きく影響する.会社と個人が家族的関係を結ぶ.同一職種でも企業によって賃金額に大きな格差があり,大企業は高賃金,中小企業は低賃金. ヨーロッパ型:職種別に決定 賃金決定が外部市場に委ねられている.職種別労働組合の運動によって同一労働同一賃金を達成している. アメリカ型:成果主義による決定 機会均等を保証した上での競争原理に基づき,雇用は流動的.同一労働同一賃金の発想は顕在化していない.