id:jituzon:20040427さんに言及をいただきました.ありがとうございます.
僕が一番興味関心をもって考えていきたいのは,「過労死・過労自殺が出ることのない世の中,会社であったら本当にいいなあー」,ということで,そうであるためにはどうすればいいかを中心に各論をいろいろ考えています.
そしてやりがいに関しては,「仕事にやりがいがある,仕事が好きである」ことは本当にすばらしいことではあるんだけれども,その裏に,「やりがいがある,自分にしかできない仕事だ」と思うために死ぬほどまで働きすぎてしまう,ということに問題があるのではないか,と言う風に考えています.
それを防ぐためには,「やりがい」感を少し犠牲にしてでも,ある程度の職務のパッケージ化と職務分掌を行って,一つの仕事であっても他の人でもできやすくしてもよいのではないかと考えています(さらにそうすれば育児休業やワークシェアリングもやりやすくなる).
そして「やりがい」に関しては,弁護士川人博が言うような,「どんな仕事にでもすばらしいやりがいがある」という考え方を広め,その考え方に完全に賛同する必要はないですが,そういう考え方もある,ということを認知していってもらうといいのではないかと思います.
これがベストなのかどうか正しいのかどうかわからないので今まであまり書いていなかったのですがこういう風に考えています.なにとぞ批判などをいただけると今後参考になります.
正規雇用で働いたことのない,親に養ってもらっている学生のたわごとであることは確かなんですが.