業務請負

昨日2月16日付の日経新聞夕刊を一日遅れで読んでいたら,ここにも「業務請負」がとりあげられていた.

実態はまだあまりつかめていないがどうもこれすごくやばいらしい,という趣旨.請負,という形態をとりながら実際には仕事の「発注先」から指揮命令を受け,直接契約のように働く,「違法派遣」「裏派遣」というものになっている.

そもそも「請負」ってお店に頼まれて出かけていってお店で使ってる機械を修理する,とかそういう仕事のことでしょう.

普通に人に命令して仕事をさせて,それで生じる問題の責任だけは負わない,というのはどう考えても危険きわまりない.

でもきっと厚生労働省はこれを禁止するのではなくて,立法によって一定の要件を満たせば可能,とかにするのだろうなあ.そういう流れになっている.
製造業派遣解禁とおなじ流れ.

業務請負」「独立事業者として業務委託契約」など,本来は特別な能力があってそれなりに力を持った人が結ぶべき契約を,そうではないごく普通の人達に結ばせ、過重な労働を強いたり保障を一切しなかったり,ということが行われているよう.

裁量労働制アンド成果主義」というのもちょっとずれますが似たような危険性を持っている(菅野和夫「労働法」第六版305ページなど参照).

一体どうすればいいのだろうか.