週刊AERA

初任給からいきなり格差 ここまできた成果主義
 http://www.asahi.com/job/special/TKY200404210233.html

「能力」を見て初任給から格差をつけるのは別段かまわないけれど,日本の場合は労働時間があまりにも弾力的すぎるので,一日22時間くらい働く人が出てしまうことが大問題だと思う.テイラーシステムのように時間のほうを固定して時間内の成果を見る,というのは人間を機械扱いしてはいるんだけど,日本の現状では逆に少し魅力的に見えてしまう.「これは労働じゃなくて活動なんだ!」と思ってがんばってしまうという「アレントの悪用」問題.

日興コーディアルグループの猪瀬真哉第一人事課長は、昨年から新卒にも導入を始めた完全成果主義の営業職員 ファイナンシャル・アドバイザー制度に、学生の関心が非常に高いのに驚かされた。

カタカナに変わったものの、一昔前の「歩合外務員」である。以前は、腕に覚えのあるベテラン証券営業マン中心 だったが、学生には、成果と連動した報酬というわかりやすさが受け、40人の新卒がこの制度で入社した。
(中略)
与えられた目標を達成すれば、月額給与は同世代のOLより高いが、達成できないと、雇用契約が打ち切られる。

今の若年者は「成果主義」とか「独立事業者として契約」を魅力的に見る人が結構多いらしいです.いい面もあるんだけど,悪い面も認知しておくほうがいいなあと思う.それまで会社員として働いていた人が「あなた来年から独立事業者として契約しませんか?」と会社に言われて,実際には仕事がほとんどなく事実上リストラだった,という話もよくある.漫画「カバチタレ!」にもそういうシーンがあったけれど昔だったら「今度から独立事業者として契約」というのは事実上の待遇切り下げ,という認識があったと思うんだけど,今はそういうイメージはないのですかね?